作業効率化・精度向上・コスト削減…
モノづくり現場を「次」に導く
CAD/CAMソフトを厳選

作業効率化・精度向上・コスト削減などさまざまな課題に直面する製造現場では、CAD/CAMソフトの重要性が高まっています。
これらの課題を解決し、モノづくり現場を次のステージへと導く
CAD/CAMソフトを厳選
して紹介します。

【課題別】2.5軸・3軸・5軸加工に対応
CAD/CAMソフトおすすめ3選

ここでは、2.5軸・3軸・5軸加工に対応できるCAD/CAMソフトをピックアップ。
「属人化防止」「低コスト運用」「ロボット連携」という3つの観点でおすすめのソフトを紹介します。

5軸・複合加工なら

5軸分野における実績多数
NCシミュレーションも実装

hyperMILL

hyperMILL
引用元:OPEN MIND公式サイト
https://www.openmind-tech.com/jp/cam/product-overview/
hyperMILLの強み
  • 全世界で2万ライセンス以上の導入実績を誇り※1、干渉回避動作を含めた傾斜軸の制御を指定した角度範囲内で自動処理。機械動作シミュレーションもNCコードで実行可能。※2
  • 形状要素の自動認識機能とテンプレート化された加工工程を組み合わせることで、一連の加工パスの自動生成も可能
低コスト運用なら

必要最低限の機能が
月額1万円台から運用できる

Fusion360

Fusion360
引用元:AUTODESK公式サイト
https://www.autodesk.com/jp/products/fusion-360/overview
Fusion360の強み
  • 月額12,100円(税込)〜のサブスク制※3で、コストを抑えた導入が可能。クラウド運用のため、サーバーの設置も不要。
  • CAE(解析)や PCB(電子回路)まで追加費用なしで使用できる。
ロボット連携なら
6軸7軸ロボット制御に対応
DX・FAを叶える

SprutCAM X

SprutCAM X
引用元:SprutCAM Tech公式サイト
https://sprutcam.com/ja/
SprutCAM Xの強み
  • 6軸・7軸など複合軸のロボット制御が可能。産業アーム加工に対応。動作範囲・姿勢制限を考慮したツールパス・Gコードを生成できる。
  • KUKA、FANUC、安川電機、ABBなど幅広いロボットメーカーの製品に対応。

※1.参照元:OPEN MIND公式サイトhttps://www.openmind-tech.com/jp/about-us/
※2.サポート対象加工機に一部制限あり
※3.参照元:AUTODESK公式サイト https://www.autodesk.com/jp/products/fusion-360/overview
(情報は2025年6月6日時点)

CAD/CAMソフトおすすめ3選を
もっと詳しく

上でご紹介した3つの注目ソフトについて、ここでは「なぜ選ばれているのか」「どんな現場に合うのか」を深堀りして比較します。
具体的な機能、対応できる加工内容、導入コスト、活用事例など、選定時に役立つ視点を実務ベースで整理しました。

5軸・複合加工なら
5軸分野における実績多数
NCシミュレーションも実装

hyperMILL

hyperMILL
引用元:OPEN MIND公式サイト
https://www.openmind-tech.com/jp/cam/product-overview/
※1.高度なカスタマイズ時はスクリプト対応のケースもあり。

hyperMILLは
どんなCAD/CAMソフト?

5軸加工時のベクトル制御を
干渉回避動作を含め自動で処理

任意指定した角度範囲内で干渉回避を行いつつ傾斜軸動作を自動でコントロールする「自動モード」により、最小限の設定でプログラムを作成可能。5軸加工のプログラミングであっても属人化を解消することができ、作業者の熟練度などによる品質のばらつきを最小限におさえることも可能です。

フィーチャー&マクロによる
自動プログラミング

一度作成した加工工程をテンプレート(マクロ)として登録が可能。3軸モデルからの形状要素(フィーチャー)認識機能と組み合わせることにより、抽出された穴・ポケット・溝などに対してそれに見合ったマクロをピックアップしてくれるので、一連の加工パスを自動で作成することができます。

多品種少量生産や試作加工の
現場で柔軟性を発揮

2D加工・3軸加工・旋削加工・5軸加工など、いずれの加工機能についても統一されたユーザーインターフェースになっていて、覚えやすく使いやすいと評価されています。日常茶飯事的にプログラミング作業に追われているCAMオペレータにとっては、柔軟に使いこなせるツールと言えます。

hyperMILLの主な機能

CAD
3Dモデリング
図面作成
パラメトリック設計
モデリング補助機能
など
CAM
2.5軸加工
3軸加工
5軸加工(同時/割出)
穴あけ加工
バリ取り加工
など

hyperMILLの操作画面

引用元:YouTube「hyperMILL で 5 軸加工を完全に最適化!」
https://www.youtube.com/watch?v=rXZCwjw8kKQ&t

hyperMILLの魅力は、複雑な設定なしに直感的に操作できる点です。共通化されたユーザーインターフェースにより2~3軸加工とほぼ変わらない操作性・手数で、同時5軸加工のデータを作成することができます。動画内でも、「5軸のツールパスをたった5回クリックするだけでプログラミングができた」と担当者が語っています。

hyperMILLの導入事例

製造業 初めて5軸加工する人におすすめの使いやすさ
引用元:Aiソリューションズ公式サイト
https://www.ai-sols.co.jp/case-study/247/
【自動車部品製造】
初めて5軸加工でも安心の使いやすさ

プロトワーク社は同時5軸加工の操作性と自動認識機能を高く評価し、hyperMILLを導入。もともとは別のソフトを使用していましたが、「同時5軸加工はhyperMILLが良い」と聞き、実機の操作を見て導入を決断しました。5軸製品の加工に使用する中で、高く評価しているのが使いやすさ。他のCAD/CAMには少ない自動認識機能があり、同時5軸のツールパスが作りやすい点も魅力的だと語っています。

参照元:Ai Solutions(https://www.ai-sols.co.jp/case-study/247/
事例をもっと見る閉じる
精密部品加工 金型加工はhyperMILLなしでは考えられない
引用元:Aiソリューションズ公式サイト
https://www.ai-sols.co.jp/case-study/267/
【精密部品加工】
金型加工はhyperMILLなしでは考えられない

元々他社のCAD/CAMソフトを使用していましたが、航空機関連を含めた金型加工や部品加工の仕事に対応するため、同時5軸に特化しているhyperMILLを導入しました。
5軸をメインに3軸以上の加工で使用。「同時5軸がほとんど自動でできています。操作がシンプルなので分かり易く、干渉の面でも安心感が違います。金型加工はhyperMILLなしでは考えられないですね」。

参照元:Ai Solutions(https://www.ai-sols.co.jp/case-study/267/
金型部品の加工 周囲が驚くほど早く作業が終わる
引用元:Aiソリューションズ公式サイト
https://www.ai-sols.co.jp/case-study/268/
【金型部品加工】
周囲が驚くほど早く作業が終わる

プログラムを作成する人間が1人しかおらず、いないと作業が止まってしまうため、hyperMILLを導入しました。
導入後は、プログラムの作成時間が半分以下に短縮。周囲の人間が驚くほど作業効率が上がりました。また、仕事の幅もぐっと広がり、hyperMILLを入れたからこそもらえる仕事も増加したそうです。

参照元:Ai Solutions(https://www.ai-sols.co.jp/case-study/268/

hyperMILLの開発元情報

社名OPEN MIND Technologies AG
本社所在地Argelsrieder Feld 5, 82234 Wessling, Germany(ドイツ本社)
東京都武蔵野市西久保3-2-1 アルベルゴ武蔵野 B101(日本支社)
電話番号050-5370-1018(日本支社)
低コスト導入なら
必要最低限の機能が
月額1万円台から運用できる※2

Fusion360

Fusion360
引用元:AUTODESK公式サイト
https://www.autodesk.com/jp/products/fusion-360/overview
※2.参照元:AUTODESK公式サイト
https://www.autodesk.com/jp/products/fusion-360/overview

Fusion360は
どんなCAD/CAMソフト?

初期費用を抑えて導入が可能

サブスクリプション形式で提供されており、料金は月額12,100円から。クラウド運用でサーバーの設置も不要なので、従来の買い切り型CAD/CAMソフトに比べて初期費用を抑えた導入が可能です。コストを意識する中小製造業も安心して導入ができるでしょう。

CAE(解析)やPCB(電子回路)
まで追加費用なしで使用できる

一般的なソフトでは、「CAD機能はCADソフト」「CAE機能はCAEソフト」を購入しなくてはなりません。しかしFusion360はCAD / CAM / CAE / PCB などのソフトウェアを一つに統合。豊富な機能を活用して、設計から製造までをシームレスに行うことが可能です。

有料オプションでさらに
機能が充実

製造、解析、設計、管理などの各分野で有料オプションを提供。複雑な加工や自動化、強度や熱などのシミュレーション、高度モデリング(パラメトリック・ジオメトリ制御)、信号品質検証、データ管理や工程管理機能(PDM的機能)など多様な拡張機能をニーズにあわせて選ぶことができます。

Fusion360の主な機能

CAD
3Dモデリング
アセンブリ設計
図面作成
パラメトリック設計
モデリング補助機能
など
CAM
2.5軸加工
3軸加工
同時5軸加工(拡張機能)
自動フィーチャー認識(AFR)
ツールパスシミュレーション
ポストプロセッサ対応
など

Fusion360の操作画面

引用元:YouTube「Fusion 360 ソフトウェア概要紹介 2022版」
https://www.youtube.com/watch?v=7xIXkYXQkn0&t

シンプルかつ非常にわかりやすいUIで、初心者でも簡単に操作することができます。一方でコマンドや機能は、プロユーザーも十分に満足できる充実ぶりです。
しかもファイルはクラウド保存で、どの場所、どのパソコンからでもアクセスすることが可能。バージョン履歴は自動管理されているので、万が一通信障害などが発生した際も安心です。

Fusion360の導入事例

キッチン・インテリア デザイナーのコラボレーションが促進
画像引用元:【PDF】オートデスク公式サイト
https://damassets.autodesk.net/content/dam/autodesk/www/mech-eng-ressource-center/jp/assets/casestudy-jp-aux.pdf
【生活用品製造】
キッチン・インテリア
デザイナーのコラボレーションが促進

キッチン・インテリア製品の企画・販売を手がけるオークス株式会社では、デザインをより効率的に行うため「Fusion 360」を導入
これまではまず発泡スチロールで模型を作り、それを元に2D CADで図面を起こしていましたが、3Dモデリングとそれを出力したモデルでシミュレーションを行うことで、リリースまでの時間を大幅に短縮することができました。

参照元:オートデスク公式サイト【PDF】オートデスクユーザー事例
https://damassets.autodesk.net/content/dam/autodesk/www/mech-eng-ressource-center/jp/assets/casestudy-jp-aux.pdf
事例をもっと見る閉じる
製造業 作業時間やヒューマンエラーを低減
画像引用元:オートデスク公式サイト
https://damassets.autodesk.net/content/dam/autodesk/www/pdfs/240104_autodesk-customer-success-seo-koatsu.pdf
【切削加工】
作業時間やヒューマンエラーを低減

瀬尾高圧工業では、3軸 プリンタで造形するモデル作成ツールとして「Fusion 360」を導入。同時に製造現場で稼働するCAMシステムとしても「Fusion 360」と 「Fusion 360 Machining Extension」を活用しています。
導入により、加工工程にかかる時間が平均25%程度減。Fusion 360でNCプログラムを直接入力することで、ヒューマンエラーも減らすことができました

参照元:オートデスク公式サイト【PDF】オートデスクユーザー事例
https://damassets.autodesk.net/content/dam/autodesk/www/pdfs/240104_autodesk-customer-success-seo-koatsu.pdf
プラント設計 技術者全員が使うため低価格と操作性は必須
引用元:【PDF】オートデスク公式サイト
https://damassets.autodesk.net/content/dam/autodesk/www/pdfs/autodesk_nippou-engineering_04_1.pdf
【プラント設計】
技術者全員が使うため低価格と操作性は必須

高度な技術で各種プラント設計を行っている日豊エンジニアリング。早くから設計業務に3軸 を取り入れ、独自の設計スタイルを確立したことで、設計業務の大幅な効率化に成功しています。
選んだ決め手は低価格と操作性です。「配管設計の技術者全員が使うためには、高額なソフトは現実的ではありません。操作方法も、2D CAD 操作の延長線上で容易に習得できました」。

参照元:オートデスク公式サイト【PDF】オートデスクユーザー事例
https://damassets.autodesk.net/content/dam/autodesk/www/pdfs/autodesk_nippou-engineering_04_1.pdf

Fusion360の開発元情報

社名オートデスク株式会社
本社所在地東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー 8F(日本支社)
電話番号0120-430-140
ロボット連携なら
6軸7軸ロボット制御に対応
DX・FAを叶える

SprutCAM X

SprutCAM X
引用元:SprutCAM Tech公式サイト
https://sprutcam.com/ja/

SprutCAM Xは
どんなCAD/CAMソフト?

一つの画面でプログラミングと
シミュレーションを実行

SprutCAM Xは、CNCマシンと産業用ロボットの両方をプログラミングできるCAD/CAMシステムです。CAD、CAMに加え、ロボットのオフラインプログラミングOLPを統合。一つの画面でロボットプログラミングとシミュレーションを行うことが可能です。

動作範囲・姿勢制限を考慮した
ツールパス・Gコードを生成

機械の制約を考慮した安全なツールパス生成することが可能。しかも従来のCAMとは異なり、デジタルツインを使用して最初のツールパス計算中に動作範囲・姿勢制限を考慮できます。複雑な形状の加工や、多軸制御のCNC工作機械を扱う際は特に、プログラミング時間を短縮できるでしょう。

6軸・7軸など複合軸の
制御にも柔軟に対応

3軸、4軸、5軸のCNC工作機械だけでなく、6軸や7軸といった多関節の産業用ロボットも制御することが可能です。メーカーも、KUKA、FANUC、安川電機、ABBなど幅広く対応。使用する設備環境に合わせてソフトウェアを選択することができます。

SprutCAM Xの主な機能

CAD
外部CADとの連携
ジオメトリ修正・編集機能
など
CAM
2.5軸加工、3軸加工、5軸加工
同時5軸/割出5軸加工
自動干渉回避機能
ツールライブラリ/ポストプロセッサ対応
6軸・7軸の産業用ロボットに対応
複合軸ロボットの制御
デジタルツインでのシミュレーション
ロボット+加工機の協調制御
など

SprutCAM Xの操作画面

引用元:YouTube「SprutCAM X: The Nature of Manufacturing」
https://youtu.be/EleY_TWu8Xo?si=WsGDkhi59M0MB6Dh

ユーザーが楽に操作できるよう、シンプルかつユーザーフレンドリーなUIを作成しています。パス数や方向、深さなどもドラッグ&ドロップで簡単に調整することが可能です。
また、バーチャルAIアシスタント「Ency」も搭載。初心者でも比較的容易に操作法を習得できるようサポートしています。

SprutCAM Xの導入事例

ギアメーカー ギアボックスの生産を自動化
引用元:スプラットCAMテック公式サイト
https://sprutcam.com/ja/cases/german-gear-manufacturer-decides-in-favor-of-sprutcam-x/
【ギアメーカー】
ギアボックスの生産を自動化

ドイツのギアメーカーKordel Antriebstechnik社は、重い部品のバリ取りに使用している6軸ファナックロボットとSprutCAM Xを活用し、ギアボックスの生産を完全に自動化しました。
3軸モデルからエッジとツールを選択するだけで、バリ取り作業をプログラム化することに成功。自動化によって生産工程を合理化し、柔軟性を高め、セットアップ時間を短縮することができました。

事例をもっと見る閉じる
ホイール製造 ホイールリム加工をより効率的に行えるように
引用元:スプラットCAMテック公式サイト
https://sprutcam.com/ja/cases/braid-cam-cnc-milling-wheel-rims/
【ホイール製造】
ホイールリム加工をより効率的に行えるように

スポーツカーのホイールを製造しているBraid Wheels社は、ホイールリムのCNCフライス加工のプログラミングにSprutCAM Xを採用しました。
ザイン部門から独立してプログラミングできる機能によって生産プロセスが合理化。より早く効率的にホイールリムを加工できるようになりました。Braid社は、SprutCAM Xの操作性とスピードを高く評価しています。

自動車関連事業 生産力アップや品質向上などに貢献
引用元:スプラットCAMテック公式サイト
https://sprutcam.com/ja/cases/bmw-chooses-sprutcam-x-robot
【自動車関連事業】
生産力アップや品質向上などに貢献

バスやモーターホーム、電気自動車Lecarの部品開発など、さまざまな自動車プロジェクトに携わるブラジルのÂngulo Protótipos社は、SprutCAM Xを主要ツールと位置付けています。
精密加工にSprutCAM Xを使用して、部品製造のスピードアップや品質向上を実現。手作業からCNC加工にシフトしたことで、大幅なコスト削減も行うことができました。

SprutCAM Xの開発元情報

社名スプラットCAMテック株式会社
本社所在地9、アイオロウとパナギオティ・ディオミドス 3020、リマソール、キプロス
電話番号+357-25-054746

自動化機能を豊富に搭載しており、段取りの効率化と高品質な仕上がりを実現するCAD/CAMソフトウェアです。5軸加工や複雑形状の加工が得意で、航空・宇宙などの分野で導入実績豊富。工程の自動化や属人化対策としても注目されています。

開発元日本法人オープン・マインド・テクノロジーズ・ジャパン株式会社
所在地東京都武蔵野市西久保3-2-1 アルベルゴ武蔵野 B101
電話番号050-53701018
公式HPのURLhttps://www.openmind-tech.com/jp

アメリカCNC Software社によって開発された3軸 CAD/CAMシステムです。優れた汎用性が特徴で、自動車、航空宇宙、医療機器、金型、ジュエリー製造など多様な業界で導入。高精度な加工や複雑な形状への対応で、数々の課題を解決しています。

国内正規代理店株式会社ゼネテック
所在地東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー25F
電話番号03-6258-5640
公式HPのURLhttps://www.mastercam.co.jp/

インドに本社を置くHCL Technologiesが開発したCAD/CAMソフトです。3次元CADソフトSOLIDWORKSと完全統合しており、SOLIDWORKSのインターフェース内でCAM作業を完結させることが可能。設計から加工までのデータ連携もスムーズです。

国内正規代理店株式会社インテグラ技術研究所
所在地静岡県浜松市中央区蜆塚2-24-55
電話番号053-458-9001
公式HPのURLhttps://camworks.jp/
会社一覧をもっと見る閉じる

NX

ドイツのSiemens AG社が開発したシステムです。2.5軸、3軸加工はもちろん、4軸・5軸加工、旋盤、ワイヤー放電加工など、幅広い加工方法に対応。加工ミスの防止や再加工リスクの軽減といった、安全稼働をサポートするさまざまな機能を搭載しています。

開発元日本法人Siemens Digital Industries Software Japan
所在地東京都渋谷区代々木2-2-1 小田急サザンタワー9F
電話番号03-5354-6824
公式HPのURLhttps://plm.sw.siemens.com/ja-JP/nx/

月額12,100円から利用できる、クラウド型のCAD/CAMソフトです。CAD / CAM / CAE / PCB などのソフトウェアを一つに統合。豊富な機能を活用して、設計から製造までをシームレスに行うことが可能です。有料オプションも多数用意されています。

開発元日本法人オートデスク株式会社
所在地東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー 8F(国内事業所・本社)
電話番号0120-430-140
公式HPのURLhttps://www.autodesk.com/jp/products/fusion-360/

SOLIDWORKSやAutodesk Inventorとシームレスに統合されたCAMソフトウェアです。注目は、特許取得済みのiMachining機能。工具や素材、工作機械の条件に合わせて適切な切削条件を算出し、加工時間の短縮と工具寿命の延長を実現しています。

開発元日本法人ソリッドキャムジャパン株式会社
所在地東京都新宿区西新宿 6-26-9 宝栄成子坂ビル 202号室
電話番号03-6300-6730
公式HPのURLhttps://solidcam.com/ja/

高度な加工ニーズに対応している3次元CAMソフトウェアです。「CADフィーチャ自動認識と自動割り付け」機能を標準搭載。設計から受け取った3軸 CADモデルを読み込むだけで、穴やポケットなどを自動認識し、適切な工具や加工工程を割り付けることが可能です。

開発元日本法人Hexagon Manufacturing Intelligence株式会社
所在地東京都千代田区神田錦町二丁目1番地1 KANDA SQUARE 16F
電話番号03-6275-0871
公式HPのURLhttps://espritcam.hexagon.com/ja-jp/what-we-do

複雑なマルチチャンネルターンミルセンターやスライディング主軸台旋盤など、幅広いCNC工作機に対応するCAMシステムです。複雑な多軸・複合加工に強く、5軸やミルターン、特殊形状ツールの加工を求める製造業で高く評価されています。

国内正規代理店株式会社松浦機械製作所
所在地福井県福井市東森田4丁目201番地
電話番号0776-56-8107
公式HPのURLhttps://www.matsuura.co.jp/gibbs/

Hexagon社が提供するCAD/CAMシステムです。フライス加工、旋削加工、ミルターン、ワイヤ放電加工、5軸同時加工といった複数の加工工程に1つのシステムで対応することが可能。複数の加工機を使用する製造現場におすすめです。

開発元日本法人Hexagon Manufacturing Intelligence株式会社
所在地東京都千代田区神田錦町二丁目1番地1 KANDA SQUARE 16F
電話番号03-6275-0871
公式HPのURLhttps://hexagon.com/ja/products/product-groups/computer-aided-manufactu

高精度・高信頼性が求められる業界で多く導入されているCAMソフトウェアです。複雑な3軸、5軸加工に対応。高速加工 (HSM) に最適化されたツールパスにより、加工時間の短縮と工具寿命の延長を実現することができます。

開発元日本法人オートデスク株式会社
所在地東京都港区虎ノ門 1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー 8階
電話番号0120-433-440
公式HPのURLhttps://www.autodesk.com/jp/products/powermill/overview?us_oa=dotcom-us&us_si=f762d507-4023-45cf-b234-2d9026582423&us_st=powermill&us_pt=PWRM

製品の最大外形サイズに基づいた加工材の定義が可能です。切削状況の管理により、加工が必要な領域を認識させることができます。他にも充実の機能を多数そなえたシステムですが、シンプルに操作できるようコマンドが集約されているところも魅力です。

国内正規代理店コダマコーポレーション株式会社
所在地神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央3-1 センター南SKYビル4F
電話番号045-949-1331
公式HPのURLhttps://topsolid.kodamacorp.co.jp/products/cam/

機械の型式やメーカーが異なっても、柔軟性のあるポストプロセッサ機能が搭載されているため安心です。簡単に調整を行えます。また、CAD/CAMを使用したことが無い方のために、無料で相談を受けつけているところも心強いポイントです。

国内正規代理店OneCNC株式会社
所在地大阪府池田市石橋1-21-22 2F
電話番号072-760-3134
公式HPのURLhttps://onecnc.co.jp/ja/

構築済みのオペレーションデーターベースを用いて簡単に操作できることが、このシステムの大きな魅力のひとつです。さらに「ワンボタンCAM」を実現させるべく、使い勝手の向上を目指して現在も研究・開発が続けられています。

開発元日本法人Hexagon Manufacturing Intelligence株式会社
所在地【千代田区オフィス】東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE16F
電話番号03-6275-0871
公式HPのURLhttps://espritcam.hexagon.com/ja-jp/what-we-do

FeatureCAMに搭載されたフィーチャー認識機能と自動化ツールが、プログラミング時間を大幅に短縮し、作業全体の効率化を実現します。また無償版を利用できるため、使い勝手を試してから購入するか否かを決めることができます。

開発元日本法人オートデスク株式会社
所在地東京都港区虎ノ門 1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー8F
電話番号0120-430-140
公式HPのURLhttps://www.autodesk.com/jp/products/featurecam/overview?us_oa=dotcom-us&us_si=d69156b8-f7b2-45b8-9da8-412c3c34ea3e&us_st=featurecam&us_pt=FCAM

測定器メーカーとして世界で知られるHexagon社が開発。
木工加工用CAMとして多くの顧客に愛されており、5軸加工やネスティング、自動処理にも対応できます。CADインポートからレポート生成まで、Alphacamがまとめて対応。

開発元日本法人Hexagon Manufacturing Intelligence株式会社
所在地【千代田区オフィス】東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE16F
電話番号03-6275-0870
公式HPのURLhttps://hexagon.com/ja

金型を製造する企業におすすめ。複数のソリューションがあり、「Cimatron CAM-5X」追加によって同時5軸加工も実現できます。使用における質問には電話やメールで対応してくれるほか、自習教材の提供なども実施しています。

国内代理店株式会社セイロジャパン
所在地埼玉県春日部市谷原3-1-8 3F
電話番号048-739-4332
公式HPのURLhttps://www.cimatron.com/ja
https://www.saeilo.co.jp/

CNCマシンと産業用ロボットの両方のプログラミングができ、一つの画面でプログラミングとシミュレーションが可能です。3軸、4軸、5軸だけでなく、6軸や7軸の多関節の産業用ロボットも制御することができます。

開発元SprutCAM Tech
所在地9, Aiolou and Panagioti Diomidos 3020, Limassol, Cyprus
電話番号+357-25-054746
公式HPのURLhttps://sprutcam.com/ja/

幅広い加工に対応しており、加工内容ごとに専用のモジュールが用意されています。その中から自社に必要な機能だけを選んで導入できるため、コストを抑えたスモールスタートが可能です。

国内代理店株式会社システムクリエイト
所在地大阪府東大阪市荒本新町1-20
電話番号06-6618-8555
公式HPのURLhttps://systemcreate-inc.co.jp/

VERICUTは、NCプログラムを実機同等に再現し、加工中の干渉や過負荷を事前に把握できるソフトウェアです。五軸加工や難削材など高リスクな工程でも、安全性と効率を両立できる点が特徴。加工時間短縮や工具寿命の改善にも役立ちます。

開発元日本法人 株式会社CGTech
所在地 東京都豊島区西池袋1-5-3 エルグビル3F
電話番号 03-5911-4688
公式HPのURL https://vericut.com/ja-jp/company/about-vericut

SURFCAMは、多様な加工方式をひとつの環境にまとめられる統合型CAMとして、幅広い製造業から支持されています。複雑形状のツールパス生成やCADデータの柔軟な取り込みに強く、設計から加工までの流れをスムーズに連携可能です。

国内代理店 株式会社データ・デザイン
所在地 愛知県名古屋市中区錦3-4-6 桜通大津第一生命ビルディング12F
電話番号 052-953-1588
公式HPのURL https://www.datadesign.co.jp/company/profile/

CADCAMソフトの導入で失敗しないためのチェックリスト

CAD/CAMソフトは導入して終わりではなく、目的・設備・運用体制まで揃えて初めて効果が出ます。そこで本章では、選定前に確認したい10項目をチェックリスト化。現状の課題整理からROI、ポスト、教育、サポートまで漏れなく確認し、コストや手戻りを防いで自社に合うソフトを見極め、確実に導入つなげましょう。

導入の目的と優先順位は明確か? 「なぜCADCAMが必要か(例:5軸加工対応、属人化解消、コスト削減)」を具体化。機能・価格・サポートのうち、最も優先すべき要素を社内で共有しているか。
現状の課題と導入後の目標数値は設定したか? 導入前のプログラム作成時間、加工ミス率、コストなどの現状を数値化し、「導入後にこれをどれだけ改善するか」という具体的な目標(ROI)を設定しているか。
現在の加工機と将来の設備拡張に対応しているか? 現在使用しているNC工作機械(メーカー、型式)に対応しているか。将来的に複合加工機やロボット導入を検討する場合、ソフトが対応できるかを確認しているか。
必要な機能が標準で搭載されているか? 2.5軸/3軸/5軸、旋盤、ワイヤーなどの必要な加工機能や、干渉チェック、シミュレーション、自動フィーチャー認識(AFR)などが標準機能か、それともオプションかを確認しているか。
他社CADデータとの互換性に問題はないか? 取引先から受け取るデータ形式(STEP IGES DXFなど)を、問題なくインポート・編集できるか。特にアセンブリデータの読み込み精度は重要。
ポストプロセッサのカスタマイズが容易か? 導入先の加工機に合わせたNCプログラムを出力するためのポストプロセッサが容易に入手・カスタマイズできるか、費用は別途発生するか。
初期費用・ランニングコストの総額を把握しているか? ソフト本体価格だけでなく、保守契約料、バージョンアップ費用、追加オプション費用、トレーニング費用など、年間総コストを把握しているか。
教育・トレーニング体制は整備されているか? ベンダーによる導入教育プログラムの内容と費用、操作マニュアルの充実度、初心者でも習得しやすいUI/UXかを確認しているか。
ベンダーのサポート体制は充実しているか? サポートの対応時間、対応方法(電話、メール、リモート)、実績(国内・国外)、対応速度などを確認し、導入後のトラブル時も安心できるか。
トライアルやデモで実務での適合性を確認したか? 自社の製品モデルや既存のNCプログラムを使用して、ソフトのトライアルやベンダーによるデモを受け、実際の作業環境での適合性を確認したか。

製品や部品の製造・加工工程を効率化するCAD/CAMソフト。ここでは、業界ごとにCAD/CAMソフトの導入事例をご紹介。CAD/CAMソフトがどんな現場課題解決に貢献しているかご紹介します。

自動車

自動車業界では、量産性と安全性を両立するため、品質確保と生産効率の向上が課題です。CAD/CAMソフトを導入すれば、設計変更や多品種少量生産にも柔軟に対応でき、作業効率が向上するでしょう。ここでは、自動車業界でCAD/CAMを導入した企業の実例をご紹介します。

金型

金型業界では技術者の高齢化や属人化が進み、今後どうやって現場を維持するかが大きな課題となっています。CAD/CAMソフトを活用すれば、加工条件や工程をテンプレートや履歴として蓄積・再利用することが可能。誰でも一定品質を再現しやすくなります。

航空・宇宙機器

航空・宇宙機器業界では、高精度・高信頼性・複雑形状への対応力が求められています。CAD/CAMソフトを導入すれば、設計と加工の連携が強化され、ミスや手戻りの削減、作業効率の向上が期待できます。難削材や複雑な形状にも対応できるようになるでしょう。

医療機器

医療機器業界では、熟練者の不足や教育リソースの限界といった課題を抱えながら、精度や安全性、安定品質を追求しています。CAD/CAMソフトなら、作業の標準化や高品質、生産性向上を実現することが可能。ここでは実際に導入した2つの事例をご紹介します。

もっと見る閉じる
半導体

明興工業株式会社では、Fusion 360の導入によって設計を効率化。株式会社キムラテックでは、Mastercam導入によって、生産精度と効率が大幅に向上しました。半導体業界でも、CAD/CAMソフトを導入して課題解決を図る企業が増えています。

時計・宝飾品

高価な素材を扱う時計・宝飾品分野では、加工前のシミュレーション活用が重要視されています。工具干渉や削り残しを事前に確認できるため、工程の信頼性が高まります。材料ロスの抑制とコスト管理の両立が図られ、安定した製造体制の構築に有効です。

CAD/CAMソフトを用いた
加工方法一覧

CAD/CAMソフトを選ぶ際は、対応する加工方法に着目しましょう。ここでは、加工方法別にCAD/CAMソフトの選び方や導入ポイントをご紹介します。導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

CAD/CAMソフトを用いた加工方法一覧

どのような製品にもついて回る穴あけ加工。加工動作自体はシンプルなため、加工機側の対話機能やマニュアルプログラミングでこなしている風景もよく見ますが、膨大な数の穴や多方向からの加工となるとCAD/CAMでのプログラミングが効率的です。

3次元設計がすでに主流になりつつある状況で、わざわざ2次元図面から加工データを作成するのは時代遅れです。2D加工でも3次元モデルデータを有効活用できるCAD/CAMであれば、プログラミング作業の効率と信頼性が飛躍的に上昇します。

自由曲面を含む各種金型や、試作モデルなどの製作には、3軸加工が必要不可欠です。加工手法の豊富なラインアップだけでなく、高い仕上がり面品位を実現するための様々なロジックを有するCAD/CAMを使用することで、高い付加価値を生み出す加工が実現されます。

5軸加工は製品形状や工程の自由度が大きく高まる半面、プログラミング作業が複雑、加えて干渉のリスクという大きな課題があります。CAD/CAM自体の操作性、そしてポストプロセッサーとシミュレーションの信頼性は、5軸加工に取り組む上での最優先事項です。

単純な旋削加工であれば、加工機側の対話機能によるプログラミングで事が足りるケースが多いですが、近年普及が進む複合加工機においては各種ミーリングと旋削が組み合わされるため、CAD/CAMを用いた加工データの一元管理が非常に重要となります。

複合加工では、幅広い素材を一工程で加工できる点が強みです。静止工具と回転工具を使い分け、B軸を活用した多角的な加工にも対応します。工具干渉を防ぐには事前の工程設計が重要で、CAD/CAMを活用した綿密な計画が求められます。

ワイヤー放電加工は、導電性材料を非接触で高精度に切り出せる加工技術ですが、加工経路の作成や条件設定には高度な管理が求められます。CAD/CAMの活用により、加工準備の効率化と品質の安定化を両立できます。

製造分野カテゴリー別
CAD/CAMソフト必要要件・導入メリット一覧

CAD/CAMソフトを選ぶなら、まずは対象となる製造分野に注目しましょう。このページでは、カテゴリー別にCAD/CAMソフトの活用メリットと選定の要点をわかりやすく整理しました。

製造分野カテゴリー別 CAD/CAMソフト活用事例

金型加工は、複雑な自由曲面やミクロン単位の精度が求められる、難易度の高い加工分野です。磨き工程の削減や高硬度材の直彫りなど、仕上がり面の品質が金型の価値を左右します。手作業や経験に頼った調整では限界があるため、高度な面品位制御や自動干渉回避が可能なCAD/CAMの活用が必須と言えます。

部品加工は、幾何学的な形状の組み合わせが多く、多品種少量生産への柔軟な対応が求められる分野です。昨今では複雑な複合加工の依頼も増えており、CAD/CAMを導入すれば、形状要素の自動認識や加工工程のテンプレート化により、プログラミング工数を劇的に削減、ヒューマンエラーの軽減や省人化を実現できます。

試作加工は、製品開発におけるトライ&エラーの連続であり、圧倒的なスピードと柔軟な設計変更への対応が求められます。CAD/CAMを運用することで、設計変更の即時反映や高精度なシミュレーションが可能になり、開発サイクルの劇的な短縮と、一発勝負の現場における手戻り防止に大きく貢献します。

CAD/CAMとは?
CAD/CAMソフトに関する基礎知識

CADとCAM、両方の機能をあわせ持つCAD/CAMソフトは、今多くの製造現場で活用されています。
ここでは、導入を検討する方のために、知っておきたい基礎知識をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

CADとCAMの違い・役割

CADは、製品・部品の仕様に基づいて設計を行うためのソフト、CAMはCADで作成した図面や三次元モデルデータを対象に加工データを作成するためのソフトです。CADとCAMは混同されがちですが、2つの違いを理解することで、自社に必要な機能やサポート体制を備えたCAD/CAMソフトを選ぶことが可能です。

CAD/CAMソフトの価格相場

CAD・CAMソフトは主に「買い切り型」と「サブスクリプション型」の2つに分けられます。価格相場は買い切り型で約418,000円~1,078,000、サブスクリプション型は、1年契約で96,800円~1,810,600円、3年契約で290,400円~5,431,800円です(※編集チーム調べ 2025年5月時点)。

2.5軸/3軸/5軸 CAMの違い

CAMは、加工対象となる形状と、使用する工作機械の軸構成や軸数によって2.5軸、3軸、5軸などの加工機能に分けられます。自社のターゲットとする製品や加工内容に合ったCAMソフトを選ぶためには、これらの違いを知ることが先決。ここではそれぞれの特徴をご紹介します。

もっと見る閉じる

CAMの基本とNCプログラムの作成工程

CAMとNCプログラムについて正しく理解・運用することで、製造現場の生産性・品質向上を実現することができます。今のうちにその仕組みを理解し、導入準備を進めましょう。ここでは、CAMとNCプログラムの関係性、NCプログラムの仕組みと構造などをまとめています。

CADとCAMの連携方法

CADは設計、CAMは製造と、それぞれ異なる役割を持つソフトウェアです。これらを連携させることで、設計変更への即時対応や加工ミスの削減、製造リードタイムの短縮といった多くのメリットが得られます。ここでは、主な連携方法を詳しくご紹介します。

連携時のデータ形式比較

データ形式 主な用途 対応ソフト例
STEP 精密な3軸モデルのやり取り(高精度加工・形状伝達) SolidWorks、Fusion 360、Inventor など
IGES 曲面を含む自由形状の共有、旧ソフトとの互換 AutoCAD、Pro/E、Mastercam など
STL 形状確認、3軸プリント用途向け Fusion 360、MeshLab、Cura など

※横にスクロールできます

CAM自動化の仕組みと導入効果

ツールパスの生成や工程設計のテンプレート化、NCコードの自動出力などを自動で行うことで、加工現場における人手不足・属人化・品質のばらつきといった課題を抜本的に改善することができます。ここでは、CAM自動化のメリットについて解説します。

CAD/CAMシステムとは?

CAD/CAMシステムは、CADとCAMの機能を統合したシステムのことです。導入することで、設計から加工までの工程をコンピュータ制御で行い、業務効率化と品質向上を実現することができます。ただし導入には初期費用がかかるなどデメリットもあるので注意しましょう。

CAEとは

CAEは、製品の構造や性能などについてコンピューター上でシミュレーション・解析するシステムです。宇宙空間など実際は不可能な実験でもシミュレーションを行える、スピーディーに開発できる、実験コストを削減できるなどさまざまなメリットがあります。

CAD/CAMの基本的な使い方

CAD/CAMはおおまかに ①CADで設計する→②CAMで工程検討を行いながらツールパスを作成する→③シミュレーションを行う④ツールパスをNCコードに変換して機械に受け渡す、という4つのステップで作業を進めます。難しそうに見えるかもしれませんが、工程ごとの役割と流れを把握すれば、誰でも使用することが可能です。

NCデータ作成の流れ

NCデータの作成にはさまざまな手順があり、その都度適切な判断が必要です。このページでは、NCデータ作成の基本ステップからCAD/CAMソフトの活用方法、ツール設定、シミュレーション、Gコード出力までをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

CAD/CAMソフト導入に活用できる補助金や助成金制度

一般的に、CAD/CAMソフトを導入するためには高額な費用が必要です。このため、「費用対効果は見合うのか」「今が導入の適切なタイミングか」と悩む方も多いでしょう。こちらのページでは、そんな課題を解決する手段として、国の補助金制度を活用する方法を詳しく解説しています。

CAD/CAMの中間ファイルとは?

異なるCADソフト間でのデータ共有を円滑に進めるには、中間ファイルの理解が欠かせません。自社と取引先の環境差を前提に、互換性を意識したデータ運用を考える視点が求められます。形式選択が業務効率や品質に影響することを踏まえた判断が重要です。

CAD/CAMデータ破損の対策

設計現場でのデータ消失を避けるには、日々の細やかな運用が鍵を握ります。自動保存機能の活用や外部ストレージへの保存を習慣化し、ハードウェアの経年劣化にも気を配りましょう。確かな備えがあれば、不測の事態にも慌てずに対処でき、安定した業務遂行が可能となります。

CAMソフトの機能一覧

CAMソフトにはさまざまな機能が搭載されています。このため自社に合ったソフトを選ぶためには、各機能について正しく理解することが大切です。ここでは、CAMソフトに搭載されている代表的な機能をご紹介します。

ツールパス作成は、設計モデルから工作機械を正しく動かすための加工経路を自動生成する機能です。加工効率や品質、工具寿命を大きく左右するため、NCデータ作成の基盤として欠かせません。

シミュレーション機能は、生成したツールパスを仮想再現し、加工結果や干渉を事前に検証してリスクを回避する機能です。加工時間の見積もりや教育用途としても活用でき、安全性と効率化を両立します。

CAM 自動化とは、マクロ(テンプレート)やフィーチャー認識、ナレッジベースを活用してNCプログラム作成を自動化・標準化する仕組みです。属人化しがちなCAM工程を効率化することで、プログラム作成時間の短縮や品質の安定化を実現。多品種少量生産や人手不足が課題となる製造現場で、安定した生産体制を構築するために有効です。

ポストプロセッサーは、CAMで作成したツールパスを各工作機械に対応したNCコードへ変換する機能です。正確な変換と最適化により、現場トラブルを防ぎ、無人運転や製造DXの推進に直結します。

干渉チェック機能とは、工具やホルダー、部品、治具、機械などがぶつからず安全に加工できるか、ツールパスに基づいて確認する機能のことです。特に、高精度加工や5軸加工を行う現場では、安全確保や品質向上のためにこの機能が欠かせません。

NCデータとは、工作機械に「どんなふうに加工するか」を伝えるデータ群のこと。工作機械はこのデータに従い、主軸の回転や工具交換、座標移動などの動作を自動で実行します。NCデータ作成機能は、工作機械を正確に制御するために欠かせない機能です。

CADソフトの機能一覧

CADソフトは、製品の設計データを作成・編集するための基盤となるツールです。モデリング、アセンブリ、図面作成など多彩な機能が搭載されており、業種や用途に応じて求められる機能は異なります。ここでは、代表的なCADソフトの機能を一覧でご紹介します。

3Dモデリングとは、部品や製品の形状を立体(3次元)で作成・編集できるCADの基本機能です。立体で設計することで、干渉や隙間、形状の成立性を視覚的に確認でき、設計変更にも柔軟に対応可能。設計データをもとに、加工・試作・製造までスムーズにつなげたい場面で活用されます。

DXFは、Autodesk社が開発した2D図面の標準的な中間フォーマットです。仕様が公開されているため、異なるCAD/CAMソフト間での「共通言語」として、板金や建築など幅広い製造現場で重宝されています。

2D製図とは、平面上に形状を描画し、寸法や注記を加えて「製造現場への指示書」を作成するCADの基本機能です。3D CADと比較して動作が軽快で、設計変更にもスピーディーに対応できるのが特徴。現場との共通言語としての信頼性が高く、導入コストを抑えつつ設計の基礎を固めたい場面で広く活用されます。

自動ネスティングとは、部品の配置と切断経路を自動で行い、材料の切断パターンを最適化する機能です。活用することで、材料の無駄を減らし、加工効率を向上させることが可能。自動車部品のプレス型抜き、建材用アルミ押出材の切削加工などにおすすめの機能です。

アセンブリとは、複数の部品を組み合わせて製品全体の構造や位置関係を定義するCAD機能です。部品同士の干渉確認や可動範囲の検証を設計段階で行えるため、手戻りを抑えた設計が可能。装置設計や筐体設計など、部品点数が多い製品に適しています。

【課題別】
CAD/CAMソフト
おすすめ3選